エリア代表戦レポート 2017年度エリア代表決定戦 ジャッジ大会
はい、どうも。ねっしゅーです。この日をどれだけ心待ちにしていたことか。周りの皆に遅れること一ヶ月以上、ようやく私たちのエリア代表戦がやってきました!!
結果はTwitterに挙げたとおりであまり揮いませんでした…。応援してくれたみんな、本当に申し訳ない…。
では、ジャッジ大会の詳細をば。
1回戦vs青黒サソリムカデ
先手を取って初手を見たら
2ターン目のドローカード
3ターン目のドロー
御相手はしっかり墓地肥やしてて洒落にならない。
4ターン目にジョジョジョからパーリ騎士を持ってきて出したが、そのパーリ騎士をグルドに破壊され、5ターン目のコプ太が1ドローに。
そのまま手も足も出せずに最後はシャコに倒された。
ちなみに、パーリが万が一生き残っているとどうなっていたか。手札に控えていたのは
2回戦vsトリーヴァDG
ジョジョジョでヤッタレマンをサーチしてターンを返す。
御相手のマナには
(メタリカじゃなくてビマナか?ヤッタレパーリコプ太と揃ってるし何とかなりそうだ)
ヤッタレマンを召喚してターンを返す。
次のマナセットで頭が真っ白に。
召喚される防鎧。この時頭の中では一つの事しか考えていなかった。
(迂闊に展開したら負けが決まる…!!!)
プレリュードをセットされているということは最悪の動きも有り得るということだ。
隻眼でヤッタレマンがタップキルされたのでパーリ騎士でマナを伸ばす。
5マナ目がチャージされ2体目の防鎧が出て来る。御相手の手札は1枚。
(やるなら今だ!)
コプ太で手札を補充。この時手札にはサンダイオーとゲキシンオー。
運命の6マナ目。
手札に入ったのは
ターンが返ってくる。このドローでもジョニーが引き込めない。
ゲキシンオーでジャスキルを仕掛けに行くか、サンダイオーで隻眼のシールドを焼くか、次のターン以降のドローと来るであろうドラゴンWブレイクの2枚に賭けるか。
私は最後の選択を取り、負けた。
何せ最後までメラビート、2枚目のサンダイオーを引き込めないだけでなく、その後にプレイされたのは上記2枚の後に
勘弁して…。
3回戦vsビートジョッキー
マナのエナジーチュリスでビートジョッキーだと分かったのだが問題発生。
両方とも無い。しかも2ターンチュチュリススタートをされている。
ヤッタレマン、センノーの場でターンを返す。
トランパーでヤッタレマンが破壊され、さらにターンを返す。
1マナで出て来るチュチュリス。そして
はい、もう何度見たか数えてないけど一番見たくない顔だよ、この覇車。
合計3点が刻まれる。
じゃあな!ガンブルマン!お前の事は3秒くらい忘れない!
パーリ騎士でマナを伸ばしてセンノーが殴り返す。
盤面を処理されることなくターンが戻ってくる。
ゲキシンプレス!!!!覇悪怒楽苦?知らん!貫通!
4回戦vsシータグラスパー
こちらはジョジョジョパーリコプ太、御相手は2→4→6で
邪魔やお前!
ヤッタレコプ太で手札を確保してターンを返す。
ヤッタレコプ太を失うがここからお相手の動きがかなり鈍くなる。
タイムストップンで邪魔者を消すが、また問題発生。
サンダイオーが失踪。
引き込めずに、
出てくんな!
除去して、勇愛を絡めてで、やっとこさ引き込み、
「引き金は2度引かねえ、燃える1発が全てだ」(とは言ってない)
そして残った1枚を刻む。
あれ?
ヘビーベビィ来たらヤバくね?
まあそんなことは無く勝ったんだけれども。
試合後
「ねえねえねっしゅー、このデッキにクロック何枚入ってると思う?(笑いながら)」
「1枚(まさかな)」
「(笑うモジャモジャ)」
「本当はw?」
「1枚wwwwwww」
俺って芸人気質なのかな?
5回戦vs青黒グスタフ
2ターンヤッタレ、3ターンヤッタレジョジョジョパーリ、4ターンコプ太という最高級の動き。引き込んだセンノーも出して盤石に。ここでまたまた問題発生。
(また)サンダイオーが失踪(更に言えばジョニーも失踪)
ターンを返したら墓地が十分に肥やされてしまった。
御相手のマナは次で7まで伸びてデスハンズが絡んでしまう。
ゲキシンオーはいる。
全てを乗せたゲキシンプレス!!!!!
飛んでいくターン。
そして2度と私にターンは回ってこなかった…。
結果は2勝3敗。満足にはほど遠いけども、どれも楽しい試合でした!対戦してくれた方々に感謝!
・デッキを決めるまでの経緯
調整段階での個人的環境予想が
1.グスタフが最大
2.ほぼ同数かちょっと下回るくらいにジョッキー
3.その下にメタリカ。
でした。
大会に備えてTIGHTさんにお願いし、調整に付き合ってもらうことに。
以前ゴジット、キムラ(、東條)と一緒に作り上げて以降の赤ジョに対する愛着は並々ならぬものがあり、握るデッキは赤ジョでほぼ固定。その最初期のレシピがこちら。
4*10
2.ヤッタレマン
3.パーリ騎士
4.ヘルコプ太
5.バイナラドア
6.メラビート・ザ・ジョニー
7.王盟合体サンダイオー
8.超Z級ゲキシンオー
9.勇愛の天秤
10.ジバボン三兄弟
関東エリア戦及びムサシノクニCSサブトーナメントで使用した時からトリガーとフィニッシャーの枠を変更して叩き台にしました。
回していて、
・ゲキシンオーは4いらない
以前はフィニッシャーがゲキシンオーのみだったので絶対に引き込むべく最大数取っていましたが、サンダイオーのフィニッシュ性能が高く、そちらをメインに据えた場合4は過多と判断。それでもサンダイオーを引き込めないときは十分なフィニッシャーになりえるので1削って3に。
・勇愛が邪魔
サンダイオーを使おうとするとどうしても勇愛が邪魔になるケースが多かったので勇愛を3に減少。ただ邪魔でも役割は多いし強いので抜くに抜けず。
・ガンブルマン嫌い!
そしてジバボン三兄弟を全てタイムストップンへ。これは言うまでもなくジョッキーのガンブルマンを除去するため。また、マルハヴァンや煌龍サッヴァークに対してはほぼ無力なため、同条件下でもほぼ確実にターンを稼げるストップンにすることに。
他の枠は回していて弄る必要性を感じなかったのでそのままに。
この時はこの2枠に当日までずっと苦しめられるとは思っていませんでした…。
そこからしばらくは2枠をヤッタレ総長にして回していました。
この構築での回りがかなり良く、考えても考えてもどの改造案もパッとしなかったのでとにかく対面練習をすることと、グスタフループの練習に専念していました。
ビートジョッキー、メタリカと違い、新環境になってから本格参戦してきたグスタフループに関しては知識が皆無だったので自分で回して学習を徹底。これは通常環境で初めてグスタフに当たった時に使用していた○○さんから「この手のデッキは自分で回して学び取るのが一番ですよ」というアドバイスを頂いたためです(これ今でも実感してます) 。
メタリカ、グスタフ対面は取れるようになり、超不利対面のビートジョッキーに対するプレイも詰め、TIGHTさんとれもんさんを筆頭に多くの方と調整出来ました。
ただこの調整段階でずっともやもやしていました。
本当にこのデッキで、俺は勝てるのか?
ただでさえかなり母数が多いはずのビートジョッキーへの勝率が悪いというのに、プレイを詰めているとはいえ挑むのはジャッジ大会。相手のミス拾える試合は皆無と考えれば不安増大でした。
年が明け1月8日のオルタナCS。ここでちょっと困った事が。
「ねっしゅー、キラードン持って来てくれない?」 という連絡が。
何に使うのかと思ったらグスタフループに突っ込んだ。
強い。
ただ、強い。
グスタフにとって決して有利では無かったはずのメタリカ、ジョッキー、赤ジョをコテンパンにしていったのだ。(ジョッキーに限ってはそれでも良くて5分)
ともさんの構築も参考にしつつ完成したグスタフと回した結果。
勝てない
サソリムカデから湧いてくるキラードンに対してほとんど対処が利かない。
このリストに辿り着いている人間どのくらいいるかは分からないが、当たった瞬間に壊滅するのは目に見えていた。
さら何故かそれまで勝てていたはずのメタリカにも勝てなくなってしまった。
本当にこのまま、ジョーカーズで突き進んで勝てるのか
不安しかなかった。
水曜日、土曜日、調整を続けていけばいくほど不安は膨れ上がっていった。
一度はジョーカーズを使う決心をするも翌日にはまた不安に苛まれる。
それでもこの心配性の背中を押してくれたのは友人たち。
「ねっしゅー!優勝して会な!」
「ねっしゅーさん、ジャッジ大会頑張ってね!」
「お前はTIGHT達と回してプレイはあがってる。そこに関しちゃ自信を持て!」
「自分の信じたものを貫くのが一番悔いは残らないと思うよ。」
【信じる心、それが俺の切り札だ!】
そして当日、2枠を最大母数とよんだグスタフへの牽制としてセンノーに振り、リスト完成。
パーリ騎士のマナ加速の重要性が通常環境の比ではない。また、不確定ではあるが1コストサーチはやはり強力。
4 ヤッタレマン
正直通常環境ほどの強さは無いが、生き残るだけでデッキの回り方が段違いに上がる。抜く理由は無かった。
4 パーリ騎士
この環境でのジョーカーズは4必須だと勝手に思っている。墓地にカードが無ければいけないのは難点ではあるが、これもまた抜く理由は無かった。
2 洗脳センノー
ムカデ相手に1ターンの遅延を聞かせることが出来る。基本的に次のターンでの確実なフィニッシュが見えているがマナが足りない時、もしくは墓地からしてターンを返したらゲームが終わる場合にプレイ。普通にやっていたら出番は皆無。
4 ヘルコプ太
最強のドローソース。これが無いとリソースが枯れて、攻めるに攻められなくなる。
4 タイム・ストップン
基本的には中型を山下に送るトリガーであるが、SSTでのほぼ確実なターンの確保は魅力。また、6コストであるため手打ちすることも結構ある。マルハヴァンやランプを飛ばしていることもしばしば。
4 バイナラドア
確定除去。ジョッキー相手に特に踏ませたい。地味に除去するにあたって条件があるので殴る山に当たった場合、2ターン目までは絶対にジョーカーズのみをマナに置きたい。不動?知らない子ですね。
4 メラビート・ザ・ジョニー
サンダイオーを採用したことで4必須。サンダイオー*2、サンダイオーゲキシンオー、ゲキシンオー単体を射出するのが主な仕事。破壊能力もあるので、特にメタリカの相手をした場合はこれが引けるか引けないかで勝率に大きな差が出る。
3 超Z級ゲキシンオー
基本的に1枚プレイ出来れば良いクリーチャー。ゲキシンプレスはこの環境になっても健在。サンダイオーがメインフィニッシャーではあるが、どうしても追い付けない時や引き込めない時もあるので、打点を一気に増強できるこのカードは2か3の採用は必須級。私は2だと不足した感じがあったので3の採用。
4 王盟合体サンダイオー
新弾からの参戦者にして最強のフィニッシャー。シールド焼却能力を存分に生かすため4の採用。3にしている構築の方がよく見る気がしたが、サンダイオーは出来るだけジョニーから2枚射出したいカード。絶対にプレイしたいカードでありどうしても3以下には出来なかった。また攻撃先変更不可能の能力はジョーカーズの枚数に左右されない。覚えておこう。
3勇愛の天秤
前述したとおりのつよわいカード。ビートジョッキー対面に最もよく使用するが、メタリカにも結構使う。これを1枚マナに置くだけでバイナラドアとサンダイオーの致命傷になりかねないので本当に困りものではあったが、破壊能力の優秀さには目を見張るものがあり3の採用。
ヤッタレ総長やカメライフはね…採用したかった。本当に。
ヤッタレ総長は防鎧がいてもリスクを減らせるし、フィニッシャーの早期着地に一役買える最強のいぶし銀。カメライフは勇愛で手が届かないボーダーやバーナインを倒せて、ジョニーの破壊効果の数合わせにもなってくれる。
ただ環境やもともとの動きを考えていたら枠が空けられず、最終的には不採用に。
・対面
vsビートジョッキー:『超』不利
完全にシールド頼み。バイナラストップンを少なくとも2枚埋めていることがスタートライン。バイナラドアの除去条件があるので「絶対に」2マナまではジョーカーズのみをマナに置くこと。ヤッタレマン抜きでの最速メラビート着地は3→3→7と動いた場合の5ターン目。ガンブルマンがいなかった場合はヤッタレマンが生き残っていることが多いので死ぬ気で手札とマナを伸ばすべし。メラビートからのゲキシンオーサンダイオーが主な勝ち筋。「マナが7、場がメラビートと射出した2体(合計3体)」の場合、「マナに1枚でも勇愛がある」とサンダイオーの焼却効果は発動しない。スパーク系統のケアを出来るだけしたいのでここは神経を使う。
vsグスタフ:有利
基本的にあちらの墓地が整う前にこちらの展開が済み、サンダイオーの4枚焼却が決められる。サンダイオーが引けなかった場合はゲキシンオーの4点or5点に全てを賭ける。余程変な踏み方をしない限り勝ちは約束される。センノーを添えてやるとなお良い。
vsメタリカ:微有利(?)
一番微妙な対面。ヤッタレパーリコプ太メラビートの動きを最も決めたい相手でもある。無論クリスタは最優先で破壊する。無論サンダイオーでのフィニッシュを狙うが、覇悪怒楽苦でもスパーク系でもそこまで多くは採用されていないと思うので割り切りのゲキシンオーも多い。メラビートが着地してもマルハヴァン*2、バーナインという感じで残ると不動が出て来てSSTのストップン以外では止められないとかいう状況になることもあるので油断出来ない。
予選終了後は筑前煮さんのキューブドラフト(8人)をやらさせていただきました。
私も4人用は作ってあるんだけども「パワーカード多過ぎ!」って言われるんですよ。筑前煮さんのドラフトをピックしていた思ったことが二つ。
1.しゅードラ顔負けのカードパワー
2.レートが凄い
5Cコンっぽい何かを組んで2勝1敗で終了。メテオライト強い。
やっぱりキュードラ楽しいんだよぉ!!※今しゅードラは調整中
「ドンから東條が出て来たww」
最後にジャッジ大会に関わられた皆様、応援してくれた皆様、最高の大会をありがとうございました!!
スペシャルサンクス(敬称略)
TIGHT
のん
キムラ
神結れもん
東條